航空券は、Expediaという世界最大の旅行会社の運営するサイト上でユナイテッドのチケットで、ANAとの共同運行便のビジネスクラスを取りました。アップグレードなんかでビジネスにはよく乗っていましたが、実は最初からビジネスチケットを取るのは初めてです。行きは旦那さんが空港まで送ってくれたのですが、ロサンゼルスに着いてからの荷物のピックアップはANAがエスコートサービスで対応してくれました。妊婦は重いものを持つと流産/早産につながると言われていますが、直接の原因では無いかもしれないですけど、持った時の筋肉の緊張から、お腹の張りが出たりして結果的に問題が出て来るのでは無いかと思います。中期に入ってからはあまり運動しすぎたりするとお腹が張って辛くなって来ますので、重すぎる荷物は禁物と思います。3ヶ月という期間なので27kgという荷物になってしまいましたが、その時点で絶対持つのは止めようと思ってあきらめました。
乗ってすぐ食事の前に本当はシャンパンかビールと行きたいところですがお湯を1杯頼み、漢方の安胎薬とエコノミー症候群対策の薬を飲みました。その後特に足の裏や全身に熱を持ち、かなり全身の血流が良くなっているという感覚でした。実際降りた時に足のむくみが全く無くすっきりしていたのは驚きました。今までビジネスでもエコノミーでも特に長距離線は高度が高くて気圧が低くなるので足のむくみは避けられないという感覚を持っていたのですが、今回は妊娠中にも関わらず全くむくみが無かったです。恐るべし漢方の力。着いてから夜中にトイレに何度も。。。ということも全くありませんでした。
さて、ANAは本当に親切にエスコートしてくれましたが、問題はイミグレの通過時でした。特に妊娠していることを伝える必要は無いはずでしたが、エスコートしてくれていることで妊娠していることが分かり、妊娠中に留学等短期滞在をすることは通常無いはずだと言うのです。確かに例は見たことないかもしれませんので、説明は少々やっかいでした。アメリカで出産すれば子供は自動的にアメリカの永住権が手に入りますので、それを懸念してのことだと思いますが、帰国の意思を示してやっと納得してもらいました。勿論早産の可能性もあるので、こちらで産まなくては行けないということもあり得ますし、アメリカの永住権を取っておいてあげたほうが人生の選択肢として幅が広がるはずなので全く考えなかった訳ではないですけどね。
留学生寮に入れるのが28日からなので、それまでCosta Mesaのモーテルで体調を整えて時差を解消していく予定です。所謂よくアメリカの刑事ドラマに出てきそうなモーテルで、初めて入った時は若干ビビりました。黒塗りの車が銃を片手に乗り付けて来て、モーテルの部屋をバンと押し空けるというシーンはよく見ますが、本当にあんな感じで、外の道路からすぐ駐車場に誰でも入ることが出来て、駐車場のすぐ前が部屋の入り口。しかも勿論1階です。カーテンは開けてしまうと前の通路や駐車場から部屋が丸見えになってしまうので昼までも採光が取れないままです。この点時差ぼけ対策としてはNGのホテルでした。日本は安いホテルでもホテルの入り口から内廊下を通って部屋に入るので、ここまでオープンだと若干身の危険を感じてしまいます。
でもさすがカリフォルニア空は高く晴れていてこんなモーテルでもプールにジャグジーが揃っていて十分楽しめてしまう感じです。実際土日ですのでファミリーでの滞在が多くアットホームなモーテルでした。まだアメリカ人の見分け方を習得してないのですが恐らくメキシコ系とかスペイン系なんかが多く泊まっていました。New Port Beachという海岸へ近いということもあってか、かなり盛況のようで土曜は満室でした。
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