2010年6月23日水曜日

妊婦の渡航用対策

先日お世話になった漢方のおかげでなんとか胃腸は持ち直したので、留学中の分をもらいにまた目黒の桑楡堂へ。加味平易散を100回分処方してもらいました。これまで1日に2回飲んでいましたが、体調に合わせて1日1回は続けた方がいいとのことなので、体調さえ崩さなければ十分足りる量です。
さて先生に渡航の話をしたところ、妊婦はむくみやすくエコノミー症候群にもなり易いので、予防対策の薬と念のため安胎薬を処方して頂くことになりました。行きはまだ妊娠6ヶ月なのでそれほどお腹も大きくなっていない(現在腹囲81センチ)ので、安胎薬とエコノミー症候群の予防薬は行きはフライトに乗ってから1回だけ飲んでみてとのことでした。ただ帰りの方が8〜9ヶ月にかかるところなのでかなりお腹も重くなっているでしょうから、帰りの方が心配とのことです。そこで飛行機に乗る1週間前から予防策として薬を飲み始めた方が良いとのことでした。安胎薬と呼ばれている婦宝当帰は日本でもメジャーになっている薬のようで、疲れが出たりちょっと調子が悪いときに飲んでみたらとのことでした。そこで2週間分を処方してもらいました。
エコノミー症候群用の薬があるのかと驚きましたが、やはりむくみ防止とか血栓の防止に効果のある漢方ということのようです。
また先生が前に看ていらっしゃった妊婦さんで、フライトアテンダントの方がいらっしゃったようですが、その方は産前のぎりぎりまでやはりヨーロッパ線をアジア乗り継ぎで飛ばれていたそうです。先生も心配になるほど8ヶ月のかなりお腹が大きくなるまで仕事をこなしていたそうですが、安産で出産されたとか。女性の体は強いですね〜なんて関心しながら、フライトにはそんなに神経質にならないで、大丈夫ですよ〜と励ましてもらいました。
妊婦のフライトに関する規定は航空会社にもよるようですが、出産予定日の1ヶ月前までは通常特に診断書無しで乗ることが出来、それを過ぎると医師の診断書が必要みたいです。ただやはり安定期で28週までが旅行には最適とたいていの本には書いてありますので、それを過ぎない方が本当は良さそうですね。
今のところ32週でアメリカから帰国を予定しているので、ちょっと不安はありますが、予防薬はかなり心の支えにはなります。あとは帰国前の直前の検査と、トラブル予知の予備知識を覚えておけば大丈夫なのかな〜とは思います。
行きのフライトの3日前の診察はオーケーとなりましたので、無事行けそうです。
結局病院の先生も最初はできればお勧めしないという否定的な感じではあったのですが、助産婦さんみなさん行く時は快く送り出してくださいました。1−2時間毎に歩いてくださいね〜とかいろいろアドバイスも頂きました。

実は人によっては妊婦=じっとしていないといけないと思っていらっしゃるので、留学?!は?という反応をされた方もたくさんいましたね。ただ仕事しているよりストレスは少なく、逆に仕事が思うように出来ないストレスを感じるのであれば、勉強をしている方が精神的にはいいだろうと思っています。少なくとも私の場合、全職場での妊娠というのがどうしてもイメージが湧かなかったのでキャリアアップという言い訳に留学中に妊娠生活という手段が自分の中ではピンと来ると勝手に決めていたのですが。勿論それぞれの考え方があるでしょうから、あまりにも真っ向から否定されてしまうと面倒だし、過剰に心配されてしまうのも嫌なのでそれ以来あまり他人には言わないことにしてます。
一番言いにくかったのが旦那様の実家です。ただこちらは意外にもすんなりと理解を示してくれて、心配していた過剰な心配や抗議には会いませんでした。本当に理解のある方たちでありがたいと思ってます。勿論旦那様がうまく説明してくれたのもありますね。

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