2度目の集中コースは7月22日からの3日間でした。今度も初日だけ夜間コースが重なってるいるのでまたアナハイムからUCIへ戻らなくては行けないのが若干プレッシャーです。しかもオンラインコースの宿題がたまっているのでクラスのスケジュールはたいして無いのになんだか忙しいです。
8時少し前にクラスに入ると、今までとかなり違った雰囲気で驚きました。先生は背の高い女性で、雰囲気作り、コラボレーション重視型、ビジネス経験豊富な方でした。もちろんPMP,MBAとそれにCPAホルダーでした。まずクラスの規模が今までとかなり違って大きく、40人も居ます。後で聞いたらやはり先生の人気不人気で、人数が違って来るようですね。この先生は人気みたいです。グループワークがし易いようにあらかじめ席をグループ毎に設置、コミュニケーションが取り易いように配慮してありました。すごく雰囲気作りが上手みたいで、こんなに最初からオープンな雰囲気のクラスは初めてでした。
普通時間が無かったりで自己紹介は簡単にすませたりすることもあるのですが、結構1時間近く時間を割いて自己紹介、先生はクラスのメンバーを一人一人認識するという徹底ぶりでした。生徒は宇宙関係、飛行機、エナジー、ソフトウェア、NGOなどから来ていました。恐らく半分以上が移民系で、アメリカで教育を受けてないけれどもこっちに仕事や学生として来ている人が2割ぐらいかなという感じで、結構いろんな英語を話す人もいました。ちょっと私はその中でも短期滞在なのでコミュニケーション力は最低レベル。。。なんですが、通じなくても分からなくても仕方ないかなと割り切ってました。移民系としては南米系、韓国、中国系、外国籍の人はブラジル、エジプト、中東、トルコ、スペイン等でした。
クラスの進め方としてはプロジェクトをチームで作って行き、契約や参加者を決めて、それぞれ定義を決めて行くという他のクラスと同じような進め方でした。ただレポートはチームで1つでは無く、それぞれが出すということで手抜きはしていない感じです。なかなか40人のレポートを全部見るのはすばらしく大変だと思いますがなかなかパワフルでした。
さてチームですが6人で一つなので、かなり発言権がしぼられてしまいました。リーダーシップタイプが2人、一人は190センチぐらいの女性で会社経営、もう一人はインド系の航空関係。かなり自己主張が激しく途中で分かり合えないとあきらめており、女性の方は勝手にレポートを作り始めるという具合になってしまい、途中までは楽しくやっていたのですが最後はかなり微妙な雰囲気でした。たかがエクササイズにこんなに白熱できるのはすばらしいエネルギー、というかそれが普通なんでしょうか。アメリカで教育を受けたことも無く、そんなにアメリカ人の知り合いもいないので、こういう境遇はかなり新鮮で面白かったです。きっとそれが自然なことなんでしょうね。日本人はあまりにも妥協し過ぎ?かもしれません。ちょっとぐらい意見が違ってもまあいいかと思って、そこまで反論する気にならないのがなんだか普通になってしまっていますが、こちらは些細なことでも絶対に妥協しません。。。という議論でした。本当にすばらしいですが、チームプロジェクトの遂行は不可能な感じです。
当の私はとてもそこまでの議論にはついていけず、違うと思うところも時間の制限とかプロジェクト完成のことを考えて意見を遠慮してしまいますね。残念ながらそこまで白熱出来ないです。レポートの結末は恐らくそれぞれ違う感想になってしまっていて、女性の経営者は自分と同じレポートをできるだけ多くのメンバーに書かせて自分の意見がプロジェクトになったことを遂行させたかったようですが、先生は各自にレポートを書かせるというミッションを与えているし、私はテーブルで話し合ったことを基本にレポートを作成しました。確かにどちらも実力があってすばらしい人たちなんですが、認め合えないのは惜しいですね。
他のテーブルは、経験が欠けていて内容もいまいちというグループや、わきあいあいとピザやケーキにアラブ系のお菓子をテーブルに並べて常に食べながら楽しくやっているグループと様々でした。
だんだん他のクラスを取っている人やオンラインで顔を見る人なんかも増えて来て、顔見知りが出来て来ました。
それと、エジソンというCAでは超有名な会社でかならずクラスには1人は受講生がいる会社ですが、一人妊婦が居ました。妊婦と言ってもお腹周りだけ見て判断できないのがアメリカですけど。わたしは7ヶ月(アメリカでは6ヶ月)ですが、自分では殆ど外見では分からないと思ってます。言わないと気づかない。。。ということは恐らくただお腹周りの緩い人というふうに見えるのだと思います。ただ今回初めて韓国人に何ヶ月?と聞かれました。でも奥さんが日本人ということなので、その辺の区別がつく人ということだったのでしょうね。
2010年7月26日月曜日
2010年7月17日土曜日
基礎集中コース(PM)
7月8日からやっと本格的に授業がスタートすることになりましたが、最初からいきなり短期集中コースです。アメリカン英語にも慣れていない、こっちの授業カルチャーにも未だ慣れていないまま最初から3日連続の朝から晩までのフルタイムです。
場所はUCIのオレンジカウンティラーニングセンターで、アナハイムにあるところです。エンジェルスのスタジアムが近くに見れます。社会人用の交通の便を考えてのロケーションとのことですが、今期で閉まってしまうとか。私にとっては20分程高速を3回乗り換えて行かなくては行けないので、UCIの方が便利だったんですけどね。道が心配だったので、1日前に道の予習もしておきました。朝8時からなので、この時間に迷っているヒマも無いし、忙しい時間帯にうろうろしていると邪魔ですからね。案の定マップクエストで道順をダウンロードしておいたのですが、高速を降りる場所を2回も間違えたりと行っておいてよかった。。。という感じでした。案内が出てから出口までの距離が測れなくて、ついうっかり先に出たり行き過ぎたりと、、、慣れない場所なのでどうしても焦ってしまうみたいです。
予習は分厚いPINBOOKというPMの基礎となっている教科書の最初の章からから読み始め、まずは単語をつぶして読んで行きました。その甲斐あって単語はなんとかついていけました。先生は女性で現在アメリカンバングのProject Managerをしており、50代ぐらいのインテリな方です。英語は聞き取り易く、分かり易い英語を話してくれイメージ通りの先生、といった感じです。この授業は17人生徒が集まっており、ソフトウェア、医療、リーガル関係などですが、エンジニアが多かったようです。純粋な学生としては私と同じ境遇のトルコ人のUCIの学生が2人、1人ロースクールの若い女性も居ました。
授業が始まると、みんなものすごい勢いで発言、質問を繰り返しますが、結構早口で様々な表現で話すのでついていくのはかなり苦労してます。他の授業と比べてもレベルが高かったのかなとも思いますが、特に大きな体をした黒人の若い女性と、ソフトウェアのエンジニアの若い男性が目立って発言していました。質問だけでなく、自分の経験上のヒストリーを語る、先生の出す例にそって、すかさず例を持って来る、先生の質問には教科書の用語や自分の知識ですぐ回答等、なかなかテンポが早い展開で授業が進みました。
で、当の私はあっけに取られているばかりで、ヒアリングに集中するのに精一杯という感じでした。
グループワークという3−4人のグループでチームを組んで、問題を解いて行ったりプレゼンをいっしょに作ったりというワークが結構PMの授業ではメジャーなようです。4人でグループを組み、PMのCharter作成、WBS、コミュニケーションチャート、QBSなどなどを作りました。中ではAlbertという40代後半ぐらいの2人の男の子をシングルで育てているエンジニアの方が、リーダーシップを取ってくれ、なんとか全ての資料を完成させたという感じです。わたしも最後にQBSのプレゼンをやらせてもらったので、これが唯一のクラスの発表という感じでした。
2日目と3日目には5問のクイズがあり、オープンブックで解いてもいいのですが、PMPの試験に載っている少しひねった問題でなので、いくら教科書を見ていても言葉の意味と内容を理解していないと結構解けなくて自信をなくします。わたしの場合は若干英語力の問題もあり、ひねられると痛い感じでした。
最終日にはホームワークでやったテストを出さなくては行けないので、2日目の夜は金曜の夜ですが12時ぐらいまでかかってやっと宿題を終えました。リビングではブラジリアンたちが英語と英語の字幕付きでタイタニックを見ていましたが。。。
1日目の木曜日はEvening Courseと重なっていたので、アナハイムで5時に授業を終えた後、車を走らせてUCIにバック、6時半から3時間の授業に出席というかなりハードなスケジュールで、復習も宿題も全く出来なかったのでその分次の日が大変でした。
授業もハード、宿題もありという集中コースはそれなりにハードでしたので、最終日はみんなほっとした表情でした。
1週間後15日に査定が出て、Aをくれましたがワークグループのおかげがかなり大きく、助かった〜という感じです。
場所はUCIのオレンジカウンティラーニングセンターで、アナハイムにあるところです。エンジェルスのスタジアムが近くに見れます。社会人用の交通の便を考えてのロケーションとのことですが、今期で閉まってしまうとか。私にとっては20分程高速を3回乗り換えて行かなくては行けないので、UCIの方が便利だったんですけどね。道が心配だったので、1日前に道の予習もしておきました。朝8時からなので、この時間に迷っているヒマも無いし、忙しい時間帯にうろうろしていると邪魔ですからね。案の定マップクエストで道順をダウンロードしておいたのですが、高速を降りる場所を2回も間違えたりと行っておいてよかった。。。という感じでした。案内が出てから出口までの距離が測れなくて、ついうっかり先に出たり行き過ぎたりと、、、慣れない場所なのでどうしても焦ってしまうみたいです。
予習は分厚いPINBOOKというPMの基礎となっている教科書の最初の章からから読み始め、まずは単語をつぶして読んで行きました。その甲斐あって単語はなんとかついていけました。先生は女性で現在アメリカンバングのProject Managerをしており、50代ぐらいのインテリな方です。英語は聞き取り易く、分かり易い英語を話してくれイメージ通りの先生、といった感じです。この授業は17人生徒が集まっており、ソフトウェア、医療、リーガル関係などですが、エンジニアが多かったようです。純粋な学生としては私と同じ境遇のトルコ人のUCIの学生が2人、1人ロースクールの若い女性も居ました。
授業が始まると、みんなものすごい勢いで発言、質問を繰り返しますが、結構早口で様々な表現で話すのでついていくのはかなり苦労してます。他の授業と比べてもレベルが高かったのかなとも思いますが、特に大きな体をした黒人の若い女性と、ソフトウェアのエンジニアの若い男性が目立って発言していました。質問だけでなく、自分の経験上のヒストリーを語る、先生の出す例にそって、すかさず例を持って来る、先生の質問には教科書の用語や自分の知識ですぐ回答等、なかなかテンポが早い展開で授業が進みました。
で、当の私はあっけに取られているばかりで、ヒアリングに集中するのに精一杯という感じでした。
グループワークという3−4人のグループでチームを組んで、問題を解いて行ったりプレゼンをいっしょに作ったりというワークが結構PMの授業ではメジャーなようです。4人でグループを組み、PMのCharter作成、WBS、コミュニケーションチャート、QBSなどなどを作りました。中ではAlbertという40代後半ぐらいの2人の男の子をシングルで育てているエンジニアの方が、リーダーシップを取ってくれ、なんとか全ての資料を完成させたという感じです。わたしも最後にQBSのプレゼンをやらせてもらったので、これが唯一のクラスの発表という感じでした。
2日目と3日目には5問のクイズがあり、オープンブックで解いてもいいのですが、PMPの試験に載っている少しひねった問題でなので、いくら教科書を見ていても言葉の意味と内容を理解していないと結構解けなくて自信をなくします。わたしの場合は若干英語力の問題もあり、ひねられると痛い感じでした。
最終日にはホームワークでやったテストを出さなくては行けないので、2日目の夜は金曜の夜ですが12時ぐらいまでかかってやっと宿題を終えました。リビングではブラジリアンたちが英語と英語の字幕付きでタイタニックを見ていましたが。。。
1日目の木曜日はEvening Courseと重なっていたので、アナハイムで5時に授業を終えた後、車を走らせてUCIにバック、6時半から3時間の授業に出席というかなりハードなスケジュールで、復習も宿題も全く出来なかったのでその分次の日が大変でした。
授業もハード、宿題もありという集中コースはそれなりにハードでしたので、最終日はみんなほっとした表情でした。
1週間後15日に査定が出て、Aをくれましたがワークグループのおかげがかなり大きく、助かった〜という感じです。
2010年7月12日月曜日
UCIのStudent House
6月28日〜入っている留学生向けのみのStudent Houseの紹介です。全ての留学生は2LDKのハウスで、2人部屋で4人での共同生活となります。UCIのキャンパスに数カ所、UCI以外の箇所にもあります。私が入ったのはキャンパスから5キロぐらい離れたところにある集合アパートです。一般の人も住んでいる集合住宅にUCIが間借りをしており、そこを借りているといったところです。入って驚きましたが、敷地はきれいに整備されており、スポーツジム、プールも整備されていて環境はまずまずといった感じです。
リビングルームは広くてシンプルな家具がおいてありました。ベッドルームは狭いツインと行った感じですが住んでみてそれほど不具合は感じていないです。キッチンにも最低限料理のできる調理器具と、オーブン、冷蔵庫、ディッシュウオッシャー等が揃っています。小さいバルコニーがついていて、風通しも良い部屋でした。
わたしは28日にチェックインしたのですが、1人私とは別の部屋へ先に入居している日本人がいました。Teffeという英語を教える資格を取得するためのコースを取っておりとても勉強家でまじめそうです。さて、残りの二人は誰が来るのか?私のルームメートはどんな人だろうと28日から毎日いつ来るか、いつ来るかと待っていました。
ついに30日に夕方戻ると、部屋から一人女性が出てきました。ブラジルの方で初日は殆ど英語が出てこないようであまりコミュニケーションが出来なかったのですが、笑顔をふりまいて一生懸命話そうとする少し小太りの6歳の男の子の母でした。自分の部屋に入ると、クローゼットには既に整理されて服が並べられており、ルームメートも入居した様子でした。まもなくしてルームメートが帰宅しました。こちらもブラジル人で、すらっとした琥珀色の肌、端正できれいな顔立ちの33歳の結婚して間もない、愛想の良い人でした。職業はセルフプロテクションの大学の教師ということですが、そういう学問があるんですね。こちらも英語はまあまあという感じですが、日常のコミュニケーションは大体出来るという感じです。
心配していたようなこともひとまずは無く、みんな早寝早起き、授業には毎日きちんと行き、夜も今のところ騒いだりすることも無く、静かにしています。ブラジル人はきれいずきのようで、自分で率先してスポンジを買って来てお風呂を洗ったり、掃除機をかけたりとなかなか頭が下がります。
ところで以前のルームメートは?と日本人の女の子に聞いたところ、フランス人、トルコ人、ベネズエラ人という様々な感じだったようです。みなさんてんでばらばらで、リビングはもの置きっぱなしの散らかし放題。夜中までリビングで友達を読んで居座ったり、男の友達はリビングに一晩居たこともあったりとかなりさんざんだったそうです。またキッチンの使い方もひどく、フランス人はフライパンを洗わず1週間そのまま、冷蔵庫の中は腐らせる、、、などなど。実は最初にびっくりしたのが清潔そうに見えたキッチンにいきなり小ハエが5匹ぐらいうようよ飛んでいたことでした。今でもこのハエたちはなかなか居なくならないのですが、ハエはそのフランス人がわかせたとか。。。フランス人がチェックアウトした後には管理の人が掃除をして行ってはくれているのですが、ハエまでは追い払えなかったんでしょうね。
という具合で、ルームメートにはひとまずは恵まれ、慣れないこともありますが一応快適な暮らしが始まりました。入って少しして気づいたのですが、最初気のせいかとも思いましたが、小さいウサギがたくさん芝生や植木の草込みに住んでいます。大学のキャンパスにもたくさん住んでいて、とっても可愛いです。
2010年7月11日日曜日
コース選択(UCI)
6月30日に短期コースを取得しているサマーセミスターの留学生向けのオリエンテーションに参加しました。
やはり日中のフルタイムコースには学生が圧倒的に多く、社会人はほんの一部のようでした。ビジネスコースとは言え、実際ビジネススクールとはかなり異なり、留学生が英語のスキルを上げながら社会に出るのを助けて行くというコースのようでした。教科書もコミュニケーションレッスンが入っていたりと、重要ではあるのですがやや外国人向けに仕上げたメニューになっていました。
今回は妊娠中ということもあり、時間の制限もあるので、今までの経験を見直しながら休憩を含めて短期でスキルを上げたいというのが目的でした。この日中の短期コースは時間的にはほぼばっちりでサーティフィケートも取れるプランにはなっているのですが、シラバスを見るとコース内容はやはりジェネラルの一般常識に限定されてしまっていました。
そこで一般社会人向け夜間コースを取ることにしました。マーケティングやビジネスアドミニストレーションのサーティフィケートが取れるコースもあったのですが、少し違った分野にチャレンジすることにしました。プロジェクトマネージメントというコースで、プロジェクトをどのように効率よく上手に進めるかということを学ぶコースです。前職の経験でセールスではあったのですが、製品立ち上げとそれに伴うマーケティング、ビジネスモデルの構築と、チーム編成、進捗管理なんかをやってきており、純粋なセールスとマーケティングの仕事より、内部/外部との調整、交渉ごとが半分以上でした。前職の会社は日系でしたが、物事をロジカルに進めていくことがやや苦手、勿論完全にプロジェクトマネージングとして製品立ち上げをとらえるケースは少なくとも私の経験ではありませんでした。そのためリスクの事前察知が特に出来ておらず、またチームの工数は不足気味、レポートラインが海外販社によって異なっていてプロジェクト参加に不向きのシステムになっていることがある。。。などの問題だらけでした。恥ずかしながら大体立ち上げは1年遅れという感じでした。
今までの経験を違った観点からReviewしてみたいという気持ちはすごくあったので、かなりスペシフィックな分野にはなりますが、セールスだけではない経験をvisual化するいい機会と思って、サーティフィケートのコースを取ることにしました。
コースのスタートは7月5日からなので、なんとか間に合うタイミングで決めました。6つの必須教科に加えて2つの選択コースから選ぶため、合計8教科をこの夏で終えるという少し強行突破ということになります。
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